このページでは「ブログ記事をリライトする方法」を解説していきます。
ブログを運営するうえで、リライトの重要度はかなり高いです。
記事は書きっぱなしにしていては、SEOの順位は上がりません。
リライトのやり方と、コツを書いていきますので、是非参考にしてください。
ブログでリライトすることは重要
基本的に記事というのは、書いたままほったらかしにしておいても、SEO的に良くなく検索エンジンの上位にあがってくるのは難しいです。
リライトはSEOで順位を上げていくためには非常に重要で、リライトとSEO対策は切っても切れない関係だと思ってもらってよいです。
厳密にいえば、SEO対策には、他にもいろんな要素があるので違いますが、かなり重要なことには間違いないです。
リライトすることも記事を新しく書くことも、本質は同じです。
ブログに来訪している人の満足度をどれだけ上げられるかが重要なので、その点を意識しながらリライトをしていきましょう。
・記事の書き方を根本的に見直す
・不足している検索意図を探す
・飽きずに最後まで読むことが出来るか
・潜在ニーズを満たせているか
・リライトだけでSEOは決まらない
・リライトはなぜSEOに重要なのか?
記事の書き方を根本的に見直そう
自分のブログのSEOの順位が、ずっと圏外の場合は、記事の書き方を根本的に書き直す必要があります。
そもそも、ずっと100位圏外だという事は記事自体の書き方を根本的に間違っている可能性が大きいです。
そのまま、同じような記事を書き続けても、SEOで上位に持ってくることが難しいので、一度、記事を見直すべきだと思います。
もちろん、ブログをやっている期間や経験によっても違いますが、例えばブログを今始めたばかりの超初心者がブログを作って、1か月くらいでSEOで上位表示されないことや、圏外にいることを考えても、まだやり始めたばかりなので仕方がありません。
ただ、数か月kら1年近くやっているけど、ほとんどの記事が、狙っているキーワードで100位圏外にいるなら、やり方を間違えている可能性が高いので一旦立ち止まって見直してください。
具体的にどのようにすればよいのかというと、「本」読んでください。
いろいろと文章の書き方とか、ブログについて詳しく書かれた本もあるので、読んでみることをオススメします。
そもそも、文章の書き方とか、マーケティングの本とか読むとアフィリエイトに必要な知識が手に入ります。
さらに、本を読んでいると、文章に触れる機会が増えるので、文章力が上がりやすくなります。
以前とは比べ物にならないほど、良い記事が書けるようになります。
本を読む時間がない人や、本が苦手という人は、動画でも良いので見るようにしてください。
(※本の方がおススメです)
他にも、成功している人のブログを見るのも参考になります。
どういう記事を書いているのかを見て、自分が書いている記事との違いを見つけると、今までより良い記事が書けるようになると思います。
ただ、他のブログを参考にしたからといって、SEOが上手くいくわけではありません 。
狙っているキーワードとかドメインの強さによっても違ってくるので、一概には言えないです。
とはいえ、記事を書いても書いても全く順位が上がらないとすれば、書き方を見直すというのは1つの選択肢であると考えてください。
不足している検索意図を探す
SEOの順位が50位から100位くらいに狙ったキーワードであるのであれば、不足している検索意図を探すことをやってみましょう。
具体的なやり方は、「競合の記事をチェックする」ことです。
自分が狙っているキーワードの1位から20位くらいまでを見て、どういうコンテンツを持っているのかをチェックします。
そして、自分のブログに無いコンテンツがあったら、そのコンテンツで記事を追加します。
ただ、文章を完全にまねしないようにしてください。
自分のブログに不足しているコンテンツを競合から探すわけですけど、その内容をコピペして書き換えるといろんな法律に引っかかることになります。
競合のコンテンツやテーマを、自分のブログに活かすことが目的です。
文章を書くときは自分の言葉で書くようにしましょう。
飽きずに最後まで読むことが出来るか
SEOの順位が20位から50位くらいの記事をリライトする時は意識しましょう。
主に見た目の部分の話にになります。
あまり、見た目を重視しない人がいますが、重視しないで良いのは記事に集中する初期段階のうちの話です。
これくらいの順位まで上がってきたら見た目にも手を入れるようにしましょう。
意外と思っているよりは、重要なことだと思います。
小説や新聞などは、読みにくくありませんか?
どうして、小説や新聞は読みにくいのかというと「文字が並んでいる」からです。
皆さんも、SNSとか動画は見る方も多いと思いますが、新聞や小説を読む人は少ないですよね。
その違いは何なのかというと、「文字が羅列しているかどうか」です。
文字が羅列されているのを見るのが苦手という人も多いので、そういうブログ記事を書いていたら読まれることはなくなります。
見た目をよくするためのコツは、「読み飛ばしをしても理解できる」ようにすることが大切です。
読み飛ばしをしても理解できるようにするコツは、重要なポイントを装飾することです。
記事の中で重要なところが装飾されていれば、読者は装飾された重要なところだけを読んでいっても内容が分かるので、読者としては負担が少なく済みます。
全部の文章を読んでいくのが苦痛の人も多いので、目立つところだけ読んでも大事なエッセンスは拾えるように装飾することが大切です。
もう一つは、目線を留めるポイントを意識的に作ることです。
文章がずっと続いてると、どこを読んだらよいか分からないですよね。
どこを読んだらよいか分からないと、全部を読まないといけないですけど、全部読むのは面倒です。
なので、ほとんどの読者は全部を読んでくれません。
ほとんど読んでくれないと、せっかく書いた記事も役には立ちません。
なので、重要なことは目線を留めるポイントを意識的に作るという事です。
普通に文字が並んでいるだけだと、どこが重要なのか分からなくなって、そのまま目線が留まらなくて読み飛ばして最後まで行ってしまいます。
目線が留まるポイント
見出し | 箇条書き |
表 | 吹き出し |
ふつうのテキストとは違って目立つので、目線が留まって読んでもらえます。
そこが重要なポイントだったら、その部分だけ拾って読んでいっても、記事のエッセンスだけ理解できるようになります。
そういうところを意識して書くと読みやすい記事が書けるようになります。
潜在ニーズを満たせているか
SEOの順位が10位から20位くらいの記事をリライトする時に意識すると良いと思います。
潜在ニーズとはなにかというと、検索した時点で、検索した本人も気が付いていなかったようなニーズのことです。
これだけだと少し分かりにくいと思うので、例に出して話をします。
例えば【ダイエットメニュー】というキーワードで検索した時の検索目的は「ダイエット中に食べる食事を知りたい」ということです。
これが顕在ニーズと呼ばれるものです。
この、顕在ニーズというのは本当の目的ではないことが多いのです。
【ダイエットメニュー】で検索したユーザーの本当の目的は何かというと、ダイエット中に食べる食事を知りたいわけでは無く、「痩せたい」が本当の目的です。
つまり、「ダイエットに成功したい」が本当の目的です。
【ダイエットメニュー】という検索意図を満たすために、記事を書くことに追加して、痩せる方法を紹介してあげると良いです。
記事本文に、痩せる方法を全部盛り込んで書く必要はなく、概要だけ書いて内部リンクで詳細記事に飛ばす程度でよいです。
要は、ダイエットメニューという「顕在ニーズ」だけを満たすのではなく、その先の「潜在ニーズ」まで満たしましょうという事です。
『潜在ニーズの見つけ方』
潜在ニーズの見つけ方は、これと言えるような正しいやり方はありません。
「本当に自分の記事を読んで満足してくれてるのか?」
「読者がかなえたい目標を達成できるのか?」
そういうことを考えていく中で見つかります。
「自分の記事を読んでいる人はどういう人たちなのか?」
という事をよく考え、読者の姿を鮮明に想像することでヒントが見つかります。
リライトだけでSEOは決まらない
自分がSEOで順位を上げたいと思って、記事をリライトし続けて、順位が上がっていくのかというとそれはまた別の話です。
もちろん、リライトはSEOを上げていくためには重要ですが、その他にもいろんな要素が関わってきます。
例えば、自分が運営しているブログが、そもそも個人ブログで厳しいジャンルという事もあります。
よく言われるのが「YMYL」だったり、上位表示には信頼性が必要なキーワードもあります。
そういうところで上位表示を目指すのは難しいです。
そういうところでリライトして、順位を上げていけるのかというと、かなり至難の業です。
その他の要因にもドメインパワーがあります。
競合が強い場合には、ドメインパワーが強くないと、SEOで上位に行けないことも多くあります。
ドメインパワーが必要とされているキーワードで、上位表示を狙っていて、自分の記事を何度もリライトするだけでSEOで上位表示が出来るかというとそんなことはありません。
このように何度もリライトしても順位が上がらない場合にどうすればよいのかというと、「しばらく放置」することです。
何度もリライトして順位が上がらないのだから、今後も続けてリライトしても上がる可能性は低いと思います。
別の記事のSEOが上がると、サイト全体の評価が高くなって、今まで上がらなかった記事が順位が上がるという事はよくあることです。
なので、1つの記事だけに固執するよりも、他にできることをいろいろやっていく方が効率がよいです。
例えば、新しい記事を書くというのも選択肢の一つです。
まだ、書ける記事があるなら新しい記事を書いていく。
一番効果的な順位を上げる方法は、被リンクを集めることです。
サイト全体に被リンクを集めてもよいですし、検索順位を上げたい記事に対してリンクを集めるのも良いです。
被リンクを獲得していくというのは、SEO的には重要なことなので、リライトと併せて取り組んでいくとよいでしょう。
どうしても上位表示させたい記事があっても、その記事だけにこだわってリライトを行うのは効率の面から考えても良くないので、注意してください。
リライトはなぜSEOで重要なのか?
ここまで読んできた皆さんは、リライトすることがSEOで重要だという事は理解いただけたと思います。
しかし、その理由の深いところまでを知っていないと、効果的にリライトできないこともあるかと思うので解説します。
『リライトをすることのメリット』
リライトすることのメリットは何かというと、記事の内容を最新で正確な情報に保つことが出来るという事です。
記事は1度書いたら終わりではありません。
記事に書いた情報や内容は、時間が経つと共に変わっていきます。
情報が全くリライトされてないブログとか、記事があった場合に検索エンジンからの評価や、読者からの信用はどうなるかと言うと、更新されていないと見られますよね。
例えば、3年間全く何も変わっていないブログとか記事があれば、何も更新してないと思いますよね。
それは、信用にかかわってきます。
当然、頻繁に更新されているブログや記事の方が、最新で正確な情報になっていると思います。
なので、リライトを繰り返していくことは、SEO的にも読者的にもメリットが大きいと思います。
ブログとか記事の内容を最新で正確なものにすることは重要なので、リライトはなるべくやっていくようにしましょう。
まとめ
この記事ではリライトの方法について解説しました。
自分の書いた記事がSEOで100位圏外にいるのであれば、根本的に記事の書き方を見直した方が良いです。
そもそもの記事の書き方が間違っていたら、いくらリライトしても無駄になってしまうので、本を読んだり動画を見たり、他の成功している人のブログを見たりして、文章の書き方を学んでください。
SEOの順位が50位から100位くらいの記事をリライトする場合は、不足している検索意図を探してみてください。
競合のサイトの記事をチェックして競合にはあるけど、自分にはないコンテンツの記事を書いていきましょう。
SEOの順位20位から50位くらいの記事をリライトする時に意識することは、最後まで飽きずに読めるかどうかです。
主に装飾の部分でサクッと読めるように記事を書いてください。
意外とデザインや装飾を軽視している人は多いですが、思っているより需要な部分です。
「重要ポイントを装飾する」とか「目線を留めるポイントを作る」といった「読み飛ばしても理解できる」記事にしてください。
SEO10位から20位くらいの記事では、潜在ニーズを満たせているかどうかを意識してみてください。
読者が検索した時に、本人も築いていないのが「潜在ニーズ」です。
読者が望む、その先にあるニーズを紹介してあげてください。
何度もリライトしても上位に表示されないときは「放置」して、他にできることを優先的に進めていきましょう。
別の記事が順位が上がると、引っ張られて、望んでいた記事も上がります。
ブログを運営するうえで、リライトをするという事は、とても大切です。
書いたまま放置している記事だとSEOでは評価されません。
記事を書いて、それをリライトすることによって、SEOの順位を上げていくというのがブログ運営です。
リライトについて、いろいろと書いてきましたが、基本的に新しい記事を書く時も同じです。
リライトも、新規で記事を書くのも、目的は読者に満足してもらう事なので、本質は同じです。
記事は放置せずにリライトして完成度を高めるようにしてください。
以上参考にしてもらえると嬉しいです。